東入間よみうり、今月の情報
2008年4月 NEWS
★地域情報/2市1町タウンガイド
提供/東入間よみうり

東入間ひとクローズアップ第24回
■伝統美術に新しい命を通わせる 表具師・戸澤利雄さん
表具師・戸澤利雄さん 「古い書画を、新しい方法で現代の生活にマッチした形にする。そうして新しい命を吹き込むことはなによりうれしい」〜伝統の技術に裏打ちされた確かな腕で、洋室にも似合い冷暖房の中でもたるみなどが出ない新しい手法を編み出し、数々の名品をよみがえらせている。
 ふじみ野市大原で(有)戸澤総合インテリアを営む戸澤さんは、表具師として50年以上さまざまな書画と向き合ってきた。昭和30年、15歳で当時最高の技術と格式を誇っていた東京・品川の春峰堂表具店に入門。そこでは横山大観や川合玉堂、棟方志功など一流の作品を表装することで腕と審美眼を磨いた。
 旧上福岡で独立した後も古書画の修復にあたる傍ら、飯能技術専門学校で講師を務めるなど後進の指導を行ったり、中国へ赴いて現地の青年らに技術の伝承も行っている。平成11年には一級技能士全国技能競技大会でグランプリを受賞するなど全国的な評価も高い。
 表具師として古いものを大切にする心は、福田屋保存市民協力会会長として、現在の福岡河岸記念館の立ち上げにも大きな影響を及ぼした。「日本のよき文化を愛する者の一人としてなんとしても貴重な遺産を守り抜きたかった」。
 名作のコレクターとしても知られ、各地で作品展を開くほか、自宅そばに「街かどギャラリー」を開設して市民にも公開している。「集めただけではもったいないので、ぜひみなさんにも見てもらい、日本の伝統美術に興味を持ってもらいたい」。
 昭和14年8月31日、寄居町生まれ。68歳。

■早春の東入間路駆け抜ける コモディイイダ(一般の部)初優勝
女子は富士見西中4連覇 壮年の部・大井RCが雪辱
 入間東部地区駅伝競走
壮年の部優勝、大井RC・Aアンカーの大柳選手
女子の部優勝、富士見西中アンカーの河野選手
一般の部優勝、コモディイイダアンカー会沢選手
 壮年の部優勝、大井RC・Aアンカーの大柳選手
 女子の部優勝、富士見西中アンカーの河野選手
 一般の部優勝、コモディイイダアンカー会沢選手
●大井ランニングクラブA(壮年の部)アンカー大柳修一選手「自分は初出場だったが、リードをもらって無理なく気持ち良く走ることができた」




●富士見西中(女子の部)2区・鈴木翔子選手「3年生の先輩の思い出に残るような駅伝にしたかったので、ベストを尽くした走りができた」
●同3区・藤ノ木詩織選手「中学最後のレース。みんなと一緒に気持ち良く走れた。これまでお世話になった先生、保護者に感謝の気持ちでいっぱいです」
●コモディイイダ(一般の部)アンカー会沢陽之介選手「2位でたすきを受け取ったが、先を行く中学生の勢いに負けないよう1kmで突き放した。地域の方々の応援がうれしかった」





 今年で39回目を迎えた伝統の入間東部地区駅伝競走大会(主催=入間東部地区体育協会連絡協議会、入間東部地区社会体育連絡協議会、協賛=読売新聞社、スポーツ報知ほか)は3月2日、富士見市役所を発着点として2市1町をめぐる21.7kmのコースで開催された。
 今大会には、中学生チームを含む一般の部33、壮年の部(40歳以上)13、女子の部8の計54チームがエントリー。壮年の部の青山征光選手(富士見市陸上競技協会)の力強い宣誓のあと、9時ちょうどの号砲でいっせいに早春の東入間路へスタートした。
 一般の部は、1区、2区で入間東部地区消防組合がリードしていたが、3区でコモディイイダの塚本選手がトップに。4区では着実に順位を上げてきた富士見西中の國友選手が区間賞の走りをみせトップに立ち、たすきをリレー。しかし最終区、コモディイイダの会沢選手が快心の走りで西中をかわし、初出場で初の栄冠を手にした。富士見西中は昨年に続いて準優勝。31秒差だった。
 女子の部は、今年も富士見西中が全者区間賞という圧倒的な力走を見せ4連覇。壮年の部は、大井ランニングクラブAが昨年の雪辱を果たした。

■奥寺康彦氏(横浜FC)講演会 時代が求めるリーダーとは
奥寺康彦氏(横浜FC)講演会 (社)東入間青年会議所では日本人初のプロサッカー選手として海外でも活躍し、引退後は市民が支えるサッカークラブ横浜FCを立ち上げた奥寺康彦氏による講演会「これからのアシスト論〜時代が求めるリーダーとは〜」を開催。
 指導する側の心構えや「自ら考え行動する」ことの大切さなど、奥寺氏の豊富な体験談や苦労話を交えながら。“時代が求めるリーダー像”を解き明かす。
 ▼日時=4月9日(水)18時受付、18時40分開演
 ▼会場=ふじみ野市サービスセンターホール(上福岡駅南口下車徒歩1分、ココネ隣り)
 ▼定員=先着200名
 ▼入場料=無料
 ▼応募方法=同会議所ホームページの応募フォームから
 http://www.higashiiruma-jc.or.jp/
 同会議所事務局tel.261・2283(月〜金13時から16時)

■草屋根の年中行事 難波田城資料館で
草屋根の年中行事 難波田城資料館で 難波田城資料館では大正時代から昭和30年代ごろまで市内で行われていた年中行事を、収蔵資料とともに紹介する企画展「草屋根の年中行事」を開催中。
 年神棚、押し絵羽子板、破魔弓、稲荷講の狐面・太鼓、ひな人形、手描きこいのぼり、五月人形、お神輿など、“草屋根”の下で暮らしていた当時の人々の生活をうかがうことのできる貴重な資料が展示されている。入館無料。
 ▼会期=5月11日(日)まで ※月曜日(祝日を除く)、祝日の翌日(土曜日・日曜日・祝日を除く)休館
 ▼会場=難波田城資料館特別展示室
 同資料館tel.253・4664

■むさしの作業所「春まつり」
 毎春恒例のむさしの作業所「春まつり」が開催。季節の花や木工品の販売、縁日コーナー、フリーマーケットなど盛りだくさん。
 ▼場所・日時/ふじみ会場(文化の杜公園・富士見市民体育館前)=4月12日(土)、
        おおい会場(サティ横、カリヨン広場)=4月19日(土)、
        いずれも10時〜14時30分 ※雨天時はそれぞれ翌日開催
 入間東部むさしの作業所tel.252・5270

■宇野ゆう子 チャリティコンサート
 富士見市国際友好協会では、同市が姉妹都市提携しているセルビア共和国シャバツ市との交流促進を図るため、アニメ「サザエさん」の主題歌でおなじみの宇野ゆう子さんを招いてチャリティコンサートを開催する。
 ▼日時=4月19日(土)14時開演
 ▼会場=富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ
 ▼入場料=前売券2500円、当日券2800円
 ▼チケット販売・問い合わせ=富士見市国際友好協会(同市役所協働推進課内)tel.251・2711内線256、富士見市日中友好協会(中島さん)tel.251・5604、音々の会(古澤さん)tel.251・9427、キラリ☆ふじみtel.268・7788

■四季山草会 春の展示会
会員が丹誠込めて育てた色とりどりの花やみずみずしい葉が春の訪れを告げる。会場では「山野草何でも相談」も開催。会員も募集中。
 ▼日時=4月19日(土)・20(日)9時〜17時(20日は15時30分まで)
 ▼会場=ふじみ野市民交流プラザフクトピア
 ▼入場料=無料
 郡司さんtel.264・4155

■フィオーレ10周年コンサート
 フィオーレ10周年コンサート

合唱団フィオーレでは結成10周年記念コンサート「歌をそよかぜにのせて」を開催。爽やかに、心温まる歌声をお届けする。指揮・小林浩、ピアノ・服部あかね、ヴァイオリン・服部奈々。入場無料。
 ▼日時=5月10日(土)13時開場、13時30分開演
 ▼会場=ふじみ野市勤労福祉センターホール
 ▼主な曲目=故郷、ムーン・リヴァー、虹のかなたに、世界の約束ほか
 野田さんtel.264・7795


■文芸ふじみ野 第2号が刊行

文芸ふじみ野 第2号が刊行ふじみ野市民が作る文芸誌『文芸ふじみ野』第2号が刊行された。短歌・川柳・詩・随筆・俳句・作文など多彩なジャンルの秀作を収録。
 「文芸を愛する心が一つに結ばれて…この灯が絶えることなく輝き続けることを、そして次世代へとひき継いでいけることを希ってやみません」(あとがきより)

 B5判、124ページ。300円。
問い合わせはふじみ野市文化団体連合会文芸部の目黒アツ子さん(tel.264・8944)。

■ふじみ野市の彫刻家、沢田英男展覧会
     ワークショップ「気持ちを針金で作ろう」も
 ふじみ野市の彫刻家、沢田英男展覧会
川越市立美術館「タッチアートコーナー」で「沢田英男彫刻展」が開かれている。今回は作家の厚意により作品に素手で触れて鑑賞できる機会。
 ふじみ野市在住の彫刻家、沢田英男氏(1955−)は、1985年東京芸術大学彫刻科を卒業。87年同大学大学院彫刻専攻を修了し、ドイツ政府給付留学生として渡独。当地で個展を重ね89年帰国。その後モニュメントを制作、国内で個展を開催するなど活躍中。石、ブロンズ、テラコッタ、コンクリートなど幅広い素材で、大小さまざまな人物や動物などの作品を制作している。
 ▼会期=6月22日(日)まで ※毎週月曜、5月7日休館(5月5日は開館)
 ▼開館時間=9時〜17時
 ▼観覧料=無料
 ▼出品作品=14点
 また関連事業として「気持ちを針金で作ろう」をテーマとしたワークショップも開催。
 ▼日時=5月18日(日)9時30分〜12時と5月24日(土)13時30分〜16時
 ▼対象=一般
 ▼会場=同美術館創作室
 ▼定員=12名
 ▼申し込み=両日とも5月2日(金)9時から電話、FAX、メールで
 問い合わせ・申し込みは同美術館(〒350−0053川越市郭町2−30−1)tel.228・8080、FAX228・7870、メール bijutsu@city.kawagoe.saitama.jp
◆写真=沢田英男〈フクロウ〉2006年 大理石、砂岩

■日本伝統文化の広がり願って 
    富士見市日本舞踊子ども教室が発表会
富士見市日本舞踊子ども教室が発表会 富士見市日本舞踊子ども教室の発表会が3月22日、鶴瀬西交流センターで開かれた。
 この教室は、文化庁の外郭団体(財)伝統文化活性化国民協会から支援を受けた富士見市内の小鈴会(藤間鈴鵬代表)が続けているもので今年で5回目。今回の発表会には、同じく伝統文化子ども教室として津軽三味線や琴を学ぶ子どもたちや保育士で結成する和太鼓サークル「舞鼓の会」も出演し、日本伝統文化の楽しさをさまざまなジャンルで披露した。
 津軽三味線の6人は津軽じょんから節を太鼓や唄で会場いっぱいに響かせた。また、子どもお琴教室の3人も「さくらさくら」「荒城の月」を優しい音色で演奏。
 日本舞踊教室の5歳から小学6年生まで15人は古典曲から童謡、民謡など、華やかでかわいらしい踊りを見せていた。「6年目を迎えようとしているが、これからも少しずつ積み重ねを続けて日本文化のすそ野が広がりを見せてくれれば」と藤間代表は話し、津軽三味線の成田代表も「子どものころやったことを大きくなって思い出してもらえればうれしい」と、伝統文化の灯が輝き続けることを願っていた。

■市民劇団“キラリ☆かげき団” 来年の公演に向け団員募集中
 市民劇団“キラリ☆かげき団”

 富士見市民文化会館キラリ☆ふじみが開館5周年を迎えるにあたって一昨年結成された“キラリ☆かげき団”。一般公募で入団した高校生から70歳代まで27人の市民が活動している。
 同団は、オペラシアターこんにゃく座の大石哲史氏からワークショップ形式で指導を受けながら2006年12月に宮澤賢治原作「よだかの星」の合唱劇でデビュー。翌07年9月には「まげもん〜MAGAIMON キラリ☆ふじみの陣」で初の市民オペラ公演を成功させた。現在は来年3月の公演に向け稽古を重ねている。
 3月22日、稽古の様子が一般に公開され、個性あふれる演技を披露。次回作品が届くまでの基礎的な稽古だが、歌や寸劇を2人組になってそれぞれ独自の演出で繰り広げていく。「今は基本的に自主性を重んじてのびのびとやってもらっている。同じものをいろんな人が自分なりの観点で演じるので楽しんでやれるし、プロの私としても参考になる」と大石さん。
 うまいへたより活気を重視。「純粋に市民だけの歌劇団は全国でも珍しいのでは。みなさん非常に元気で、着実にレベルアップしている」。
 同団では常時団員を募集中。特に男性は大歓迎。問い合わせはキラリ☆ふじみ(tel.268・7788)まで。


■見て、摘んで、食べて楽しむ 菜の花まつり

■見て、摘んで、食べて楽しむ 菜の花まつり 富士見市南畑地区の田んぼで「菜の花まつり」が開かれた。この菜の花は、農薬や化学肥料を基準の半分以下に減らした、環境にやさしい米作りの肥料にするため栽培されているもの。
 「見て、摘んで、食べてみませんか!」というキャッチフレーズのもと、親子連れなど大勢が一面の菜の花畑の中で真っ盛りの春を楽しんだ。

■三芳の郷土芸能は奥が深いぞ!
      ウニクス三芳店2周年に合わせイベント

ウニクス三芳店2周年に合わせイベント 三芳町のウニクス三芳店が2周年を迎えるにあたり3月29日、30日、同町で活躍する伝統芸能が一堂に会したイベントが行われた。
 地域のお祭りで欠かせないお囃子からは藤久保芸能会と上富囃子保存会が登場。上富囃子は地元特産の川越いもができるまでを軽妙な寸劇で表現。きたみ太鼓、武蔵太鼓も勇壮な響きで会場を沸かせ、埼玉県有形民俗文化財に指定されている竹間沢里神楽は、おめでたい舞で同店の2周年を祝うとともに地域のますますの発展を祈願した。

■200人が春を満喫 ふじみ野市ヘルスウォーク

 さわやかな早春の日差しのもと、第3回ふじみ野市ヘルスウォーク大会が3月23日開かれ、過去最多となる200人を超える市民が参加。旧上福岡体育協会主催時代から数えると10回目の開催となる大会。昨年はあいにくの雨で中止だったが、今年は絶好の日和で、参加者たちは自然の恵みを満喫した。
 初めて参加したという久保田敏子さんとお孫さんの稜さん(4年)、朱莉さん(1年)姉妹。「景色や鳥を見ながら歩くのは気持ち良くて大好き」と、新河岸川沿いの自然を楽しみながら元気に歩いた。
 主催した同市体育協会の宮坂誠会長代行は、「来年は旧大井地区もコースに入れて、もっと大勢の参加者にウォーキングを楽しんでもらいたい」と話している。

■市民が縦糸、サークルを横糸に文化を紡いで
     ふれあいFUJIMINO
ふれあいFUJIMINO
 「来て見て触れて文化を感じてみませんか」をテーマに第1回文化フォーラム〜ふれあいFUJIMINO(ふじみ野市文化団体連合会主催)が3月9日、上福岡公民館で開催された。
 「文化活動を横糸として地域文化の向上につなげていきたい」(谷内宏三会長)と、ふじみ野市の文化活動を広く市民に公開するだけでなく、サークルの体験コーナーやコーラス、ダンスなど参加型のフォーラムとなっていた。
 
◆写真=オープニングはキッズダンスで元気よく