優 秀 賞
伴走で 走る父さん 軽やかに
藤田 興二
さん (富士見市)63歳
【寸評】
父さんの足の広がった瞬間を、絶妙のタイミングでシャッターをきりました。自転車の影が斜めに空間を埋め、父さんの後押しをしています。走る前、あと、の親子の会話まで聞こえてくるようです。
【入選者の言葉】
2月22日、大井商工会からの封書が届いた。何と「優秀賞」だ。「本当か?」・・・それが本音だ。全国400点の中で、どうして自分の作品が「優秀賞」に選ばれたのか?今でもよく分からない。
当初5点の応募予定が、入賞のチャンスは「数打ちゃ当たる」かも知れぬと二度程、気合いを入れ直し、再度、再々度追加し最終的に9点までに応募は増えてしまった。
俳句には全く素人な私には、入賞の自信などはなく、応募作品9点は、「応募枚数だけでも応募者のトップを取ってやれ」「そして、その熱意で入賞させてくれるかも知れぬ」・・・なんて甘く考えたりした。その結果、この「優秀賞」は追加して応募した中から選出されたのであった。
この第1回「俳写賞」の応募は、写真仲間でふじみ野市内に住むある先輩から、是非一緒に出そうと、再々熱心な誘いがあり応募に踏み切ったものである。
過去、私は写真コンテストには何回か応募したが、それは写真とタイトルのみで、撮影のシャッターを切る瞬間の心の中までは充分表現できないことがある。その点、写真と俳句がセットになった「俳写」は双方でカバーし合うことで、より味わいの深いものになる。従ってこれから、写真、俳句夫々のファンがより感心を示すようになり、私は先行き大変楽しみな分野と考える。
町おこしとは云いながら、そんな先見性を考え、この「俳写」を全国に先がけコンテストを実施した大井商工会関係者には敬意を表したい。
私は、この入賞をキッカケとして、より「俳写」の撮って詠むについて学び、第2回以降も再度入賞を目指し是非参加したいと考えている。
富士見市
藤田 興二